JR西日本は、鳥取県・島根県のJR線に3日間乗り放題で4,500円の「山陰のんびりパス」を2025年度も発売します。特急券を購入すれば、特急列車にも乗車できる使い勝手の良いフリーきっぷです。山陰エリアの観光・乗り鉄にぴったりのフリーきっぷです。
【山陰のんびりパス】鳥取・島根のJR線に3日間乗り放題で4,500円!
JR西日本が発売する「山陰のんびりパス」は、鳥取・島根両県のJR線に3日間乗り放題となるフリーきっぷです。
- きっぷ名: 山陰のんびりパス
- 利用期間: ~2026年3月31日
- 発売期間: 利用開始日の1か月前~当日まで
- 有効期間: 3日間
- フリーエリア: 山陰本線(東浜~益田)、因美線(鳥取~那岐)、伯備線(伯耆大山~上石見)、境線(米子~境港)、木次線(宍道~油木)、山口線(益田~津和野)
- 発売箇所: tabiwa by WESTER
- 価格: 大人 4,500円、小人 2,200円
フリーエリアは、山陰本線の東浜~益田間を中心に、中国地方を南北に結ぶ、いわゆる陰陽連絡線の山陰側も含まれます。有効期間が3日間もあり、別途、特急券を購入すれば特急列車にも乗車できるため、使い勝手の良いフリーきっぷになっています。
tabiwa by WESTER で発売されるフリーきっぷの中では、北陸おでかけtabiwaパスと並んでJR線のフリーエリアが広く、旅行だけでなく乗り鉄にも有効に活用できるきっぷになっています。
山陰地方の周遊旅行・乗り鉄に最適な「山陰のんびりパス」
「山陰のんびりパス」は、山陰地方の観光地を巡る周遊旅行に最適なフリーパスです。
山陰の観光地を巡る周遊旅行にぴったり!

出雲大社の拝殿を象った出雲市駅
フリーエリアに含まれる主な観光地としては、鳥取周辺(鳥取砂丘など)、米子、出雲市(出雲大社など)、大田市(和意味銀山)、津和野などがあります。
「山陰のんびりパス」の有効期間は3日間ありますので、これらの観光地を宿泊しながら巡るのにぴったりのきっぷです。
また、別途、特急券を購入すれば「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」などの特急列車にも乗車できます。普通列車の本数が少ない区間では、適宜、特急列車を利用すれば、効率よく移動することができます。
山陰本線の鳥取~益田の片道運賃は5,170円。この区間の片道を移動するだけで、「山陰のんびりパス」(4,500円)の元が取れてしまいます。
日本海の絶景車窓を眺めながらの乗り鉄にも!

山陰本線の列車から眺める日本海に沈む夕日
また、山陰本線は日本海のすぐ近くを走るため、海の絶景車窓を眺めるのに最適な路線です。特に、出雲市から西側は、あちこちで日本海のすぐ近くを走ります。車窓いっぱいに日本海が広がる区間もあります。
普通列車でのんびり車窓を眺めるもよし、この区間をエンジンをうならせて爆走するディーゼル特急で移動しながら眺めるもよし。観光地から観光地への移動はもちろんのこと、車窓を眺めることを目的とした旅にも良い区間です。
山陰本線の出雲市~益田間の車窓については、以下の「スーパーおき」の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

以上、「【山陰のんびりパス】山陰エリアのJR線に3日間乗り放題で4,500円!山陰地方の周遊旅行に最適なフリーきっぷ!」でした。フリーエリアがかなり広く、有効期間が3日間もあるにもかかわらず、4,500円というお値段はかなりお得です。山陰地方の観光・旅行・乗り鉄に活用しましょう!
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