JR九州は、2024年4月から開催される「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」にあわせて、両県のJR線に、特急列車も含めて3日間乗り放題となる「福岡・大分オフろう!きっぷ」を発売します。特急列車の指定席にも3回まで乗車できますので、両県の観光や周遊旅行にぴったりのきっぷです。
福岡・大分のJR線に特急も含めて3日間乗り放題!「福岡・大分オフろう!きっぷ」
JR九州は、2024年4月~9月に開催される「福岡・大分デスティネーションキャンペーン」にあわせて、両県のJR線に3日間乗り放題で10,000円の「福岡・大分オフろう!きっぷ」を発売します。
きっぷ名 | 福岡・大分オフろう!きっぷ |
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利用期間 | 2024年7月1日(月)~9月30日(月) ※9月28日利用開始分まで発売 |
備考 | |
発売期間 | 2024年6月1日(土)~9月21日(土) ※利用開始日の7日前まで発売 |
有効期間 | 3日間 |
フリーエリア | 福岡県、大分県のJR線 (日田彦山線BRT含む) |
フリーエリア (図) | |
出典 | https://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/363 |
効用 | ・フリーエリア内の特急列車の普通車指定席に3回まで乗車可能 ・特急列車の普通車自由席、普通・快速列車は乗り降り自由 |
発売会社 | JR九州 |
発売箇所 | JR九州インターネット列車予約限定 |
価格(大人) | 10,000円 |
価格(小児) | 2,500円 |
以下のように2段階に分けて発売されます。きっぷのフリーエリアや効力は同じです。
- 福岡・大分DC&オフろう!きっぷ: 2024年4月~6月(大人8,000円、こども2,000円)
- 福岡・大分オフろう!きっぷ: 2024年月7~9月(大人10,000円、こども2,500円)
フリーエリアは福岡県・大分県のみですが、博多周辺や北九州の観光はもちろん、大分や別府、由布院などの有名な温泉地もフリーエリア内に含まれます。特急列車にも乗車できますので、博多を起点にした周遊旅行にも便利です。
「福岡・大分オフろう!きっぷ」の詳細については、以下のJR九州のニュースリリースをご覧ください。
「福岡・大分オフろう!きっぷ」は博多を起点にした周遊旅行がおすすめ!
「福岡・大分オフろう!きっぷ」のフリーエリアは2県のみとそれほど広くはありませんが、このエリアは路線網が入り組んでいて、周遊ルートが作りやすいのが特徴です。
博多駅(または小倉駅)を起点にした以下の周遊ルートが定番でしょう。
- 博多 → 由布院・大分・別府(鹿児島本線~久大本線経由、特急「ゆふ」「ゆふいんの森」)
- 大分・別府 → 小倉・博多 (日豊本線~鹿児島本線経由、特急「ソニック」「にちりん」など)
鹿児島本線~久大本線は、特急「ゆふ」や「ゆふいんの森」が走っています。「福岡・大分オフろう!きっぷ」は普通車指定席に3回まで乗車できますので、全車指定席の「ゆふいんの森」にも乗車できます。また、日豊本線~鹿児島本線の大分~小倉~博多では、特急「ソニック」や「にちりん」などが走っています。特急に乗車できる「福岡・大分オフろう!きっぷ」のメリットを活かすことができるおすすめのルートです。
上記のルートで旅をした場合、正規の運賃・料金は以下のようになります(由布院・別府で下車する場合)。
- 博多 → 由布院: 5,690円(特急「ゆふいんの森」普通車指定席利用)
- 由布院 → 別府: 2,660円(特急「ゆふ」普通車指定席利用)
- 別府 → 博多: 6,470円(特急「ソニック」普通車指定席利用)
合計で14,820円となりますので、「福岡・大分オフろう!きっぷ」(10,000円)を使えば5,000円近くもお得になります。乗車券を通しで買うなどすれば、運賃はもう少し安くなりますが、それでも「福岡・大分オフろう!きっぷ」にはまったくかないません。
「福岡・大分オフろう!きっぷ」は、あちこち乗りまわらなくても、メジャーな観光地を鉄道で周遊するだけで十分にお得になります。
「福岡・大分オフろう!きっぷ」は乗り鉄にも便利!
観光に便利な「福岡・大分オフろう!きっぷ」ですが、乗り鉄メインの旅でも利用価値はありそうです。
- 筑豊エリアの入り組んだ路線網の乗りつぶし
- JR九州の特急列車の乗り比べ
- 日田彦山線BRTへの乗車
かつての炭鉱跡を巡りながら、筑豊エリアの複雑な路線網を乗りつぶす旅や、特急列車に乗車できるメリットを活かして、JR九州の特急列車の乗り比べなども楽しそうです。
フリーエリアの西側の鹿児島本線(博多~久留米)は前述の「ゆふ」「ゆふいんの森」、東側の日豊本線(小倉~大分)は「ソニック」「にちりん」、筑豊エリアでは「かいおう」などが走っています。また、博多~小倉~門司港の鹿児島本線では、「きらめき」のほか、長崎方面への特急列車(「リレーかもめ」「かささぎ」など)の一部が乗り入れています。
また、昨年2023年8月に開業したばかりの「日田彦山線BRT」もおすすめです。久大本線の日田駅や夜明駅と前述の筑豊エリアとの移動にBRTを利用できます。
フリーエリアはそれほど広くはありませんが、特急列車は多岐に渡りますし、このエリアの路線網は周遊に向いていますので、「福岡・大分オフろう!きっぷ」は乗り鉄の旅でも活躍しそうです。
以上、「【福岡・大分オフろう!きっぷ】両県のJR線に特急列車も含めて3日間乗り放題で10,000円のフリーきっぷ! 周遊旅行に最適!」でした。福岡・大分デスティネーションキャンペーンの一環ということですので期間限定のきっぷとなりますが、このチャンスに福岡・大分を旅行してみるのもよさそうです。
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