2021年春のダイヤ改正では、JR各社とも大幅減便となっていますが、首都圏も例外ではありません。終電繰り上げ以外にも、東海道線は日中時間帯を中心に減便(運転区間短縮)、高崎線・宇都宮線も減便と通勤快速の廃止(快速アーバン・ラビットへの統合)が実施されます。この記事では、JR東日本の首都圏のダイヤ改正のポイントについてまとめます。
※2021.03.11更新
東海道線は大改正、高崎線・宇都宮線も減便・快速列車の体系変更を実施
2021年春のJR東日本のダイヤ改正では、首都圏のほぼすべての路線で終電が繰り上げられますが、これ以外にも、運行体系の変更や運転区間の短縮、減便などが実施される路線があります。
首都圏の主要路線のダイヤ改正の状況は以下のとおりです。
- 東海道線
- 特急「踊り子」をE257系に統一、一部停車駅を見直し
- 通勤ライナーを廃止し、特急「湘南」を新設
- 特急「踊り子」「湘南」に「新たな着席サービス」を導入
- 日中時間帯の快速アクティーの廃止、平塚~小田原間の減便
- 高崎線
- 「通勤快速」をすべて「快速アーバン」に統一
- 日中時間帯の上野発着列車を毎時1本運転取りやめ
- 宇都宮線
- 「通勤快速」をすべて「快速ラビット」に統一、湘南新宿ラインの快速も含めて停車駅を統一
- 快速ラビット、湘南新宿ライン快速がすべて東大宮駅、蓮田駅に停車
- 日中時間帯の上野発着列車を毎時1本運転取りやめ
- 中央線
- 平日、青梅線との直通運転を一部取りやめ
この記事では、特に大きな変更がある東海道線、高崎線、宇都宮線の改正内容について、詳しく見ていきます。
【東海道線】特急「湘南」新設、日中時間帯の普通列車減便
首都圏の路線で最も大きな改正が実施されるのが東海道線です。
特急「踊り子」をE257系に統一し「新たな着席サービス」を導入
東海道線の特急列車では大きな動きがあります。
まず、これまで185系で運転されていた特急「踊り子」が、すべてE257系(リニューアル車)に統一されます。すでに何本かの「踊り子」は、E257系での運転が開始されていますが、2021年3月のダイヤ改正で、すべてE257系に統一されることになります。また、一部の「踊り子」の停車駅が見直されます。運転本数の変更はありません。
- 特急「踊り子」をE257系(リニューアル車)に統一
- 9両×13編成、5両×4編成を投入
- 窓側座席にコンセントを新たに設置
- 特急「踊り子」の停車駅見直し
- 下り「踊り子15号」が、新たに 川崎・大船・小田原・湯河原に停車
- 上り「踊り子4号」が、新たに 大船・川崎駅に停車
また、「踊り子」の普通車に、常磐線や中央線の特急列車でおなじみの「新たな着席サービス」が導入されます。これに伴って、特急料金の体系も変更されるとともに、チケットレスで特急に乗車できる「えきねっとチケットレス」も導入されます。
- 普通車に「新たな着席サービス」を導入
- 普通車の全座席を指定可能
- 座席上に座席の発売状況を示すランプを新設
- グリーン車は対象外(これまでどおり座席指定のみ)
- 特急料金の料金体系を一新
- 指定席・自由席の区分のない単一の料金体系を導入
- 事前料金・車内料金(事前料金+260円)を導入
- えきねっとチケットレスを導入
- チケットレスで特急列車(普通車)に乗車できるサービスを導入
- チケットレス料金は通常料金より100円引き
特急「湘南」を新設、通勤ライナーをすべて廃止!
東海道線で運転されていた通勤ライナー「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」を廃止し、代わりに特急「湘南」を新設します。
特急「湘南」は、朝の上り列車(東京・品川・新宿行き)が10本、夕夜間の下り小田原行きが11本、合計21本運転されます。
特急「湘南」のダイヤは以下の通りです。
(出典)2021年3月ダイヤ改正について(JR東日本 横浜支社 2020年12月18日 PDF)
これまで東海道線で運転されていた通勤ライナーには、「湘南ライナー」「おはようライナー新宿」「ホームライナー小田原」がありますが、すべて廃止され、特急「湘南」に一本化されます。
とはいえ、特急「湘南」には、東京発着と新宿発着があります。これまでの通勤ライナーとの運転本数を下の表にまとめてみました。
始発駅 | 終着駅 |
通勤ライナー (改正前) |
特急湘南 (改正後) |
備考 | |
---|---|---|---|---|---|
上り | 小田原 | 東京 | 5本 | 6本 | 「湘南」1本は平塚発 |
小田原 | 品川 | 1本 | 1本 | - | |
小田原 | 新宿 | 3本 | 3本 | - | |
下り | 東京 | 小田原 | 9本 | 9本 | - |
新宿 | 小田原 | 2本 | 2本 | - |
この表からわかるように、運転区間や運転本数にはそれほど変化はありません。小田原発東京行きの上りが1本増えているように見えますが、2019年11月末に、埼京線・相鉄線の直通運転開始時のダイヤ改正で1本減っていますので、それが復活したと考えれば、列車の本数は元のままです。
車両は、特急「踊り子」のE257系が使われます。9両もしくは14両での運転となります。これまでのライナーは、185系(7両、10両、15両)と215系(2階建て10両)が充当されていました。座席数の面では、列車によって、増えたり減ったりがありそうです。
日中時間帯の平塚~小田原間を減便、快速「アクティー」は夜間帯のみに
東海道線は、普通列車でも大きな変更があります。具体的には、
- 日中時間帯の平塚~小田原間の運転本数を1時間7本から5本へ削減
- 快速アクティーを平日夜間帯のみの運転に変更
の2点です。
JR東日本横浜支社のニュースリリースに、横浜発時点の時刻表が掲載されていましたので、各区間の運転本数をわかりやすく表示してみました。
11時~15時のダイヤです。左側の数字は横浜発時点の「分」です。時間によって少し違いますが、代表的なものを記載しています。
列車の本数だけで見ると、横浜~平塚間は1時間あたり8本のままですが、平塚~小田原間は1時間に7本から5本へと削減されています。熱海へは1時間あたり3本が維持されます。
日中時間帯の平塚~小田原間は、いつ乗っても空いていることが多いので、この区間の列車本数削減は、実態にあった変更ということでしょう。
一方、速達性という観点では、日中時間帯の快速アクティの運転がなくなり、各駅停車に変更されています。平塚~小田原間の普通列車のみの停車駅、具体的には、大磯、二宮、鴨宮の3駅で列車の本数が少なくなりすぎるのを避けた結果でしょう。停車駅ごとの横浜方面との列車の本数は、以下のようになります。
駅 | 改正前 | 改正後 |
---|---|---|
平塚 | 8本 | 8本 |
国府津 小田原 |
7本 | 5本 |
大磯 二宮 鴨宮 |
5本 | 4本 |
1時間あたりの列車の本数は、国府津、小田原の快速停車駅2駅は7本から5本へ、大磯、二宮、鴨宮の3駅は5本から4本へと削減されることになります。
【高崎線】通勤快速を快速「アーバン」に統一、日中時間帯は上野発着列車を減便へ
高崎線の普通列車では、終電繰り上げのほか、通勤快速を廃止して快速「アーバン」に統一するほか、日中時間帯の上野発着列車を毎時1本程度減便します。また、特急列車では、「あかぎ」「スワローあかぎ」の停車駅の見直し、一部列車の減便・運転区間の短縮が実施されます。
通勤快速を快速「アーバン」に統一、停車パターンをシンプルに
高崎線では、現在、快速「アーバン」、通勤快速、湘南新宿ラインの特別快速という3種類の快速列車が運転されています。2021年春のダイヤ改正では、このうち、通勤快速を廃止し、快速「アーバン」に統一します。
(出典)2021年3月ダイヤ改正について(JR東日本大宮支社 2020年12月18日 PDF)
高崎線の通勤快速は、現在、平日の夕夜間帯、つまりは、帰宅ラッシュの時間帯を中心に運転されていますが、これが全て快速「アーバン」になるということです。
これにより、停車駅が以下のように変ります。
- 「通勤快速」が停車しなかった上尾駅、桶川駅に、全ての快速列車が停車する
- 「通勤快速」が停車していた尾久駅は、全ての快速列車が通過となる
なお、湘南新宿ラインの特別快速はそのまま残ります。快速「アーバン」と比べると、北本駅に停車するの以外、高崎線内では同じ停車駅となります。
日中時間帯の上野発着列車を毎時1本運転取りやめ
日中時間帯では、上野発着の普通列車が、毎時1本運転取りやめとなります。
現在(ダイヤ改正前)、高崎線の上野発の列車は、午前10時台~15時台に毎時00分、15分、30分、45分の4本が運転されています。このうち、30分発の上野始発ですが、これが削減となっています。
上野着の列車も本数としてはほぼ同じですが、完全なパターンダイヤにはなっていません。おおむね1時間に1本の上野終着の列車があるので、これが削減の対象となります。
単に上野発着の列車を削減すると、列車の間隔が空きすぎてしまうためか、前後の列車の時刻も若干調整されています。
日中時間帯の上野発着の列車は、上野東京ラインや湘南新宿ラインの列車に比べると、かなり空いています。そのため、削減対象となったのではないかと思われます。
特急「あかぎ」「スワローあかぎ」の高崎~前橋間を運転取りやめ、一部減便へ
高崎線の特急「あかぎ」「スワローあかぎ」は、前橋発着の列車を全て高崎発着に変更し、前橋~高崎間での運転がなくなります。また、一部の列車の運転を取りやめます。
具体的には、以下のように変更になります。
- 運転取りやめ
- 平日下り スワローあかぎ15号(上野 22:50発 高崎行き)
- 休日上り あかぎ10号(前橋 09:08発 新宿行き)
- 高崎~前橋間での運転取りやめ
- 平日上り スワローあかぎ8号(前橋 08:35発)
- 平日下り スワローあかぎ9号(高崎 21:26発)・13号(高崎 23:26発)
- 休日上り あかぎ8号(前橋 08:35発)
- 休日下り あかぎ9号(高崎 21:26発)
平日の「スワローあかぎ15号」は、夜間帯の帰宅需要が減っている影響でしょう。また、休日のあかぎ10号の運転取りやめの理由は定かではありませんが、平日のビジネス利用(通勤帰宅利用)に比べて、需要が少ないのかもしれません。高崎線の普通列車には、グリーン車が連結されていて、ホリデー料金は800円。これに対して、「あかぎ」の自由席特急料金(高崎→新宿)は1,360円。この差が大きいのかもしれません。
この結果、現在の「あかぎ」「スワローあかぎ」の発着駅、停車駅をベースに考えると、2021年のダイヤ改正以降は、以下のような運転形態になると想定されます。
【下り(上野→高崎方面)】
列車 |
平日 (あかぎ) |
土休日 (スワローあかぎ) |
2021年ダイヤ改正 | 上野 | 赤羽 | 浦和 | 大宮 | 上尾 | 桶川 | 北本 | 鴻巣 | 熊谷 | 深谷 | 本庄 | 新町 | 高崎 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1号 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||||
3号 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||||
5号 | 〇 | 〇 | 土休日停車駅追加 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ☆ | ☆ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
7号 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||||
9号 | 〇 | 〇 |
土休日停車駅追加 高崎~前橋間廃止 |
◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ☆ | ☆ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
11号 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||
13号 | 〇 | 高崎~前橋間廃止 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | |
15号 | 〇 | 運転取りやめ | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
【上り(高崎→上野方面)】
列車 |
平日 (あかぎ) |
土休日 (スワローあかぎ) |
2021年ダイヤ改正 | 高崎 | 新町 | 本庄 | 深谷 | 熊谷 | 鴻巣 | 北本 | 桶川 | 上尾 | 大宮 | 浦和 | 赤羽 | 上野 | 池袋 | 新宿 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2号 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||||||||
4号 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | - | - | - | 〇 | ◎ | ||
6号 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | |||
8号 | 〇 | 〇 | 前橋~高崎間廃止 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ||
10号 | 運転取りやめ | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
◎: 始発着駅、〇: 途中停車駅
【宇都宮線】通勤快速を快速「ラビット」に統一、普通列車は通勤時間帯も減便へ
宇都宮線でも、高崎線と同様に、通勤快速の廃止(快速「ラビット」に統一)と、日中時間帯の上野発着列車の削減が実施されます。さらに、朝の通勤時間帯、夕夜間の帰宅時間帯の減便も実施されます。
通勤快速を快速「ラビット」に統一、新たに東大宮に停車へ
宇都宮線では、現在、快速「ラビット」、通勤快速、湘南新宿ラインの快速という3種類の快速列車が運転されています。2021年のダイヤ改正では、このうち、通勤快速を廃止し、全て快速「ラビット」に統一します。また、快速「ラビット」と湘南新宿ラインの快速が、新たに東大宮駅に停車するようになります。この結果、宇都宮線内では、全ての快速列車の停車駅が統一されます。
(出典)2021年3月ダイヤ改正について(JR東日本大宮支社 2020年12月18日 PDF)
駅ごとの停車駅の変更は、以下のようになります。
- これまで快速が停車しなかった東大宮駅に、全ての快速列車が停車する
- 「通勤快速」が停車しなかった蓮田駅に、全ての快速列車が停車する
- 「通勤快速」が停車していた尾久駅は、全ての快速列車が通過となる
東大宮駅に全ての快速列車を停車させるようにしたのは、単純に需要が増えているからでしょう。
宇都宮線の普通列車を削減、古河~宇都宮間は夕時間帯に毎時1~2本を削減
宇都宮線も、普通列車の削減が実施されます。
- 朝通勤時間帯の上り列車は、運転間隔の均等化を図りながら、運転本数を見直す
- 日中時間帯は、上野発着の列車を毎時1本程度運転取りやめる
- 夕時間帯は、古河~宇都宮間で毎時1~2本程度、運転本数を見直す
高崎線よりも踏み込んだ内容になっています。
朝通勤時間帯の上り列車の削減は、対象区間が明記されていませんでしたので、おそらく宇都宮線の全区間(上野~宇都宮間)なのでしょう。
宇都宮線主要駅の平日朝の時間帯の上り列車本数は、以下のように変更になります。
時間 | 宇都宮 | 小金井 | 古河 |
---|---|---|---|
6時台 | 4本→4本 | 13本→12本 | 10本→10本 |
7時台 | 5本→5本 | 8本→8本 | 12本→11本 |
8時台 | 5本→5本 | 6本→6本 | 6本→6本 |
小金井始発の1本が削減され、前後の列車のダイヤが見直されています。
日中時間帯の上野発着列車の削減については、高崎線と同様です。現在、宇都宮線では、日中時間帯(10時台~16時台)に、上野駅からの下り列車は1時間に4本運転されていますが、そのうちの1本(08分発、10時台は06分発)が上野駅始発です。これが削減となります。
これにより、日中時間帯(11時台~16時台)は、上野駅の地平ホームの高崎線・宇都宮線の普通列車の発着がなくなるようです。
また、夕時間帯の宇都宮線の平日下り普通列車(快速含む、特急は除外)の本数は、以下のとおりです。
時間 | 大宮 | 古河 | 小金井 |
---|---|---|---|
17時台 | 7本→7本 | 6本→4本 | 3本→4本 |
18時台 | 8本→8本 | 7本→6本 | 4本→3本 |
19時台 | 8本→8本 | 8本→7本 | 4本→3本 |
20時台 | 8本→8本 | 8本→6本 | 3本→4本 |
ダイヤ改正のリリースでは、「古河~宇都宮間で毎時1~2本程度、運転本数を見直す」となっていましたが、古河~小金井間では、17時台~20時台の4時間で6本も削減されています。
一方、小金井~宇都宮間では、ダイヤ見直しによって時刻は変わっていますが、16時台以降は、終電繰り上げに伴う1本以外は、削減されていないようです。
コロナ禍で首都圏でも郊外では減便が加速へ
これまで見てきたように、今回のダイヤ改正での減便は、首都圏の主要路線にも及んでいます。
都心部の減便はわずかですが、郊外へ向かうにつれて、減便される本数が多くなっています。今回のダイヤ改正では、東海道線の平塚~小田原や、宇都宮線の古河~宇都宮などが該当します。
コロナ前でも、首都圏で人口が増えているのは都心部のみで、郊外では人口減が始まっていました。そのため、ここ何年かのダイヤ改正では、ごくわずかではありますが、減便傾向にあります。
それが、2020年のコロナ禍で鉄道の需要が激減し、それにあわせて、減便が一気に加速した恰好です。
以上、「【JR東日本(首都圏)2021年ダイヤ改正】東海道線は特急・普通列車とも大幅改正、高崎線・宇都宮線は通勤快速廃止、日中時間帯は減便へ」でした。今後、コロナ禍がいつ終息するのか、終息後の鉄道の需要はどこまで回復するのか。現時点では不確定なことが多いですが、新型コロナの流行が今後も続くようなことがあれば、この減便傾向は、2021年のダイヤ改正にとどまらない可能性もあります。今後も、注目していく必要がありそうです。
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