東京近郊のJR線に1日乗り放題になる「休日おでかけパス」。土休日のみ有効ですが、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始は毎日利用できます。この記事では、「休日おでかけパス」の購入方法、新幹線や特急列車の乗車方法、フリーエリア範囲内でのお得な使い方、さらに、応用編として、フリーエリア外(範囲外)への乗り越しでお得に利用する方法も紹介します。
「休日おでかけパス」とは?
「休日おでかけパス」は、東京近郊のJR線に土休日の1日、乗り放題となるフリーきっぷです。「休日おでかけパス」の概要は以下のとおりです。
きっぷ名 | 休日おでかけパス |
---|---|
利用期間 | 通年の土休日(土曜日・日曜日・祝日) ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)の毎日 夏休み(7月20日~8月31日)の毎日 年末年始(12月29日~1月3日)の毎日 |
備考 | |
発売期間 | 通年 |
有効期間 | 1日間 |
フリーエリア | 東京近郊のJR線 東北新幹線(東京~小山) 上越新幹線(東京~本庄早稲田) 東京臨海高速鉄道(りんかい線) 東京モノレール |
フリーエリア (図) | |
出典 | https://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=2490 |
効用 | フリーエリア内の普通列車・快速列車の普通車自由席に乗り放題 別途、特急券を購入すれば、フリーエリア内の東北新幹線・上越新幹線、特急列車に乗車可能 別途、指定席券やグリーン券を購入すれば、指定席やグリーン席(普通列車グリーン車含む)に乗車可能 |
発売会社 | JR東日本 |
発売箇所 | フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機 提携販売センター 主な旅行会社 |
価格(大人) | 2,720円 |
価格(小児) | 1,360円 |
※Suica版の「のんびりホリデーSuicaパス」(新幹線と久留里線がフリーエリア外)は、大人2,670円、小児1,330円です。詳しくはこちらをご覧ください。
「休日おでかけパス」は、以下のような方におすすめのフリーきっぷです。
- 東京近郊の週末の日帰りおでかけ(JR線を利用する場合)
- 都心からフリーエリアの端(小田原方面、大月方面、高崎方面、宇都宮方面など)への移動に加えて、都心を経由してフリーエリア内を移動する場合にもおすすめ!
- 長距離の移動なら「休日おでかけパス」+普通列車グリーン車、「休日おでかけパス」+新幹線・特急列車の利用がおすすめ!
「休日おでかけパス」の購入方法・使い方
「休日おでかけパス」の購入方法と使い方について説明します。
「休日おでかけパス」は利用当日に指定席券売機で購入しよう!
「休日おでかけパス」は利用する当日に購入することができます。前もって購入しておいても良いのですが、万が一、旅行が中止になってしまうと払い戻し手数料(220円)を取られてしまいます。「休日おでかけパス」は利用当日に購入 するのがおすすめです。
「休日おでかけパス」は、駅のみどりの窓口でも購入できますが、一番早くて簡単のは、指定席券売機での購入です。「おトクなきっぷ」→「休日おでかけパス」を選択し、利用日、人数を入力します。購入には、Suicaやクレジットカードも使えます。
「休日おでかけパス」の使い方
「休日おでかけパス」の使い方は簡単。自動改札対応の磁気券ですので、乗車・下車するときに改札口の自動改札に入れるだけです。無人駅で下車する場合には、下車する際に車掌に見せるか、ワンマン運転の列車の場合には、運転士に見せて下車すればOKです。
なお、あとで述べますが、フリーエリア外で下車する場合は、フリーエリア末端の駅から下車駅までの乗り越し清算が必要です。
「休日おでかけパス」+特急券で新幹線・特急列車や普通列車グリーン車にも乗車可能!
「休日おでかけパス」は乗車券のみの効力を持つフリーきっぷですので、単体で乗車できるのは、普通列車・快速列車の自由席のみです。Suica等の交通系ICカードのチャージ残高だけで乗車できる列車といえばわかりやすいでしょうか。
一方、普通列車の指定席やグリーン車、新幹線や特急列車に乗車するには、休日おでかけパスに加えて、別途、指定席券や特急券、グリーン券などが必要となります。
休日おでかけパスのフリーエリア内で乗車できる列車・座席種別と、別途必要なきっぷ類は以下の図のとおりです。
休日おでかけパスとの組み合わせでよく利用する可能性があるのは、普通列車グリーン車(首都圏の普通列車に連結されている2階建てのグリーン車)と、在来線特急列車でしょう。この2つについては、このあとすぐに説明します。
「休日おでかけパス」のフリーエリア内で利用できる新幹線・特急列車
「休日おでかけパス」のフリーエリア内で利用できる主な特急列車と利用できる区間(カッコ内)は以下の通りです。
- 東北新幹線(東京~小山)※1
- 上越新幹線(東京~本庄早稲田)※1
- 踊り子・サフィール踊り子(東京・新宿~小田原)
- あずさ・かいじ・富士回遊(東京~大月)※2
- ひたち・ときわ(品川~土浦)
- 成田エクスプレス(大船・高尾・新宿・池袋・東京~成田空港)
- 草津・四万(上野~熊谷)
- あかぎ(上野・新宿~本庄)
- わかしお(東京~茂原),新宿わかしお(新宿~茂原)
- さざなみ(東京~君津),新宿さざなみ(新宿~君津)
- しおさい(東京~成田)
※1: 「のんびりホリデーSuicaパス」では利用できません
※2: 富士回遊の大月~河口湖間は乗車できません
利用しやすいのは、列車の本数が多い東北新幹線、上越新幹線、中央本線「あずさ」「かいじ」、常磐線「ひたち」「ときわ」、東海道線「踊り子」です。
特急列車に乗る場合、自動改札機に「休日おでかけパス」と特急券を2枚重ねて入れればOKです。あるいは、後述する「在来線チケットレス特急券」の併用がおすすめです。
なお、東海道新幹線には乗車できませんので注意しましょう。
「休日おでかけパス」+在来線チケットレス特急券が簡単でお得!
「休日おでかけパス」で首都圏の在来線特急列車に乗車する場合には、「在来線チケットレス特急券」の併用が簡単でおすすめです。
「在来線チケットレス特急券」は、えきねっとで特急券を購入したあと、チケットレスでそのまま特急列車に乗車できるサービスです。乗車券(きっぷ)を別途購入する必要がありますが、「休日おでかけパス」を持っているなら、それがそのまま乗車券になります。
「在来線チケットレス特急券」は、JR東日本の首都圏を走るほぼすべての特急列車に導入されていますし、正規の指定席特急料金に比べて100円割引になりますので、使わない手はありません。
「在来線チケットレス特急券」は、えきねっとのアカウントさえあれば、スマートフォンで手軽に特急券を購入できます。チケットレスなので、特急券を受け取る必要もありません。そのまま改札に入場できる「休日おでかけパス」との相性は抜群ですね。
「在来線チケットレス特急券」については、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。予約方法も詳しく解説しています。スマートフォンとえきねっとのアカウントがあれば簡単ですよ。
「休日おでかけパス」+普通列車グリーン車はおすすめ!
「休日おでかけパス」を利用して、普通列車で長距離を移動する場合には、普通列車グリーン車への乗車がおすすめです。東海道線や高崎線、宇都宮線などの普通列車に連結されている2階建てのグリーン車です。「休日おでかけパス」があれば、別途、普通列車用グリーン券(50kmまで750円、51km~100kmは1,000円、101km以上は1,550円)を購入すれば乗車できます。
都心から各方面へのおでかけでも十分使う価値がありますが、湘南新宿ラインや上野東京ラインを利用して、都心を経由して神奈川県~北関東を移動する際には、ぜひ利用したいところです。
普通列車グリーン車については、以下の記事でわかりやすく紹介していますので、ぜひご覧ください。
「休日おでかけパス」はどこまで乗ればお得なの?
「休日おでかけパス」はどこまで乗ればお得になるでしょうか? 有効期間が1日なので、日帰り旅行に利用すると想定して、都心(東京駅、品川駅、新宿駅)を起点として、単純往復でどこまで行けばお得になるのかを考えてみましょう。
「休日おでかけパス」は2,720円ですので、単純往復で利用する場合には、片道1,360円以上であればお得ということになります。
上表のオレンジの部分は「休日おでかけパス」の単純往復でお得になるところです。都心からだと、距離がある房総半島や成田方面はお得になる範囲が広いですが、中央本線や東海道本線方面では、必ずしもお得になるとは限りません。
都心部がフリーエリアの真ん中にありますので、意外と単純往復で安くなるエリアは広くありません。
一方、フリーエリアの端のほう、神奈川県、千葉県、埼玉県などから、都心を経由して別のエリアへ旅行する場合には、お得になる可能性が高くなります。例えば、小田原(神奈川県)~小山(栃木県)の普通運賃は3,080円。片道だけでも「休日おでかけパス」のもとが取れてしまいますし、往復すれば3,440円も安くなります。
「休日おでかけパス」で乗り越しすれば意外と広いエリアでお得?
都心からの単純往復で元が取れないとなると、「休日おでかけパス」は使いづらいきっぷなのでしょうか?
実は、そんなこともありません。都心からフリーエリア外の駅まで往復するときにも、フリーエリアからはみ出した部分の運賃を支払えば、「休日おでかけパス」を利用することができます。
東京駅から各方面のフリーエリア外の主要駅までの往復で比較すると、以下のようになります。
フリーエリアの端っこの駅、東北本線(宇都宮線)の自治医大や高崎線の神保原は、それぞれ、宇都宮、高崎のすぐ近くなのです。そのため、宇都宮や高崎への単純往復に利用しても、かなりお得になることがわかります。それ以外でも、甲府や熱海まででもお得になります。
このように、フリーきっぷだからといって、必ずしもフリーエリア内の旅行にだけしか利用できないわけではありません。フリーエリアから少し外れたところが目的地で、フリーエリアを通過する距離が長い場合には、「休日おでかけパス」を購入したほうが安くなることがあります。
「休日おでかけパス」フリーエリア外の駅での下車・乗車方法
ここでは、応用編として、「休日おでかけパス」で、フリーエリア内の駅から、フリーエリア外の駅へ行く場合の清算方法について説明します。
フリーエリア外の駅で下車する場合は下車駅で清算
フリーエリア内の駅から、フリーエリア外の駅まで乗車する場合、下車駅(フリーエリア外の駅)で「休日おでかけパス」を見せて、フリーエリアからはみ出した部分の運賃を精算すればOKです。
例えば、東京駅から乗車し、高崎駅で下車する場合、高崎駅で「休日おでかけパス」を見せて、フリーエリア外の区間(神保原~高崎間)の運賃240円を支払います。フリーエリア末端駅となる神保原駅でいったん下車する必要はありません。
なお、SuicaやモバイルSuicaで利用できる「のんびりホリデーSuicaパス」であれば、自動改札機から出場する際に、フリーエリアからはみ出た部分の運賃をチャージ残高から自動的に差し引いてくれます。
フリーエリア外の駅から乗車する場合はフリーエリアまでの乗車券を購入
フリーエリア外の駅から乗車するときには、手元に「休日おでかけパス」がある場合、乗車駅からフリーエリアの最初の駅までの乗車券を購入して改札を通ればOKです。
例えば、高崎駅から東京駅まで乗車する場合、フリーエリア区間外となる高崎~神保原の乗車券(240円)を券売機で購入して改札を入ります。
ただし、手元に「休日おでかけパス」がない場合には、フリーエリア内の駅でいったん下車して、「休日おでかけパス」を購入する必要がありますので注意しましょう。
新幹線・特急列車で「休日おでかけパス」のフリーエリア外の駅で下車・乗車する場合
新幹線や特急列車で「休日おでかけパス」のフリーエリア外で下車・乗車する方法は、特急券が加わるだけで、基本的には前述のとおり、フリーエリア外の区間の乗車券を組み合わせることには変わりありません。
例えば、東京~高崎間を上越新幹線で移動する場合は、以下の3つが必要になります。
- 「休日おでかけパス」(東京~本庄早稲田間の乗車券として利用)
- 本庄早稲田~高崎間の乗車券(330円)
- 東京~高崎間の特急券(自由席特急券 2,510円)
なお、特急券はフリーエリア内、フリーエリア外に分割する必要はありません。特急券は1列車ごとに必要と決められていますので、1本の列車で移動するのであれば特急券は1枚あればよい ということです。
新幹線の自動改札を通るときには、上記の3枚をまとめて投入します。東京駅での乗車時、高崎駅での下車時ともに同様です。高崎から乗車して東京で下車する場合も、上記の3つを用意して、まとめて自動改札に投入すればOKです。
Suicaバージョンの「のんびりホリデーSuicaパス」も発売!
「休日おでかけパス」とほぼ同じ内容で、ICカードのSuicaやモバイルSuicaで利用できる「のんびりホリデーSuicaパス」も発売されています。
「のんびりホリデーSuicaパス」とは?
「のんびりホリデーSuicaパス」は、その名称のとおり、Suicaがフリーきっぷになります。「休日おでかけパス」ときっぷの名称が異なるのは、微妙にフリーエリアや価格が異なるためです。
休日おでかけパス |
のんびりホリデー Suicaパス |
|
---|---|---|
新幹線の乗車 |
東京~本庄早稲田 東京~小山 特急券を購入すれば 乗車可能 |
乗車不可 |
在来線の フリーエリア |
久留里線 を含む |
久留里線を 含まない |
おねだん |
大人 2,720円 小児 1,360円 |
大人 2,670円 小児 1,330円 |
乗り越し | 窓口で精算 |
Suicaチャージ から自動精算 |
モバイル Suica対応 |
× | 〇 |
「のんびりホリデーSuicaパス」は、休日おでかけパスと比べると、
- 東北新幹線・上越新幹線に乗車できない
- 久留里線に乗車できない
- 50円(小児は30円)安い
- フリーエリアから乗り越した場合、Suicaのチャージから自動的に精算される
という違いがあります。
この違いは、「のんびりホリデーSuicaパス」がSuicaであるという点から生じています。
首都圏の新幹線には「タッチでGo!新幹線」というサービスがあり、Suicaだけで自由席に乗車することができます。ただ、事前に登録が必要など、「のんびりホリデーSuicaパス」には対応できていないのでしょう。
一方、久留里線は、Suicaエリアに含まれていないため、きっぷ自体がSuicaである「のんびりホリデーSuicaパス」では乗車できません。
「休日おでかけパス」と「のんびりホリデーSuicaパス」どちらがおすすめ?
では、「休日おでかけパス」と「のんびりホリデーSuicaパス」のどちらがよいのでしょうか?
主に、フリーエリア内で新幹線に乗車する可能性があるかで判断すると良いでしょう。
- 高崎線方面、宇都宮線方面へおでかけの場合は、新幹線に乗車する可能性も含めて「休日おでかけパス」を利用
- 久留里線に乗車するなら「休日おでかけパス」
- 上記以外の場合で、ICカードのSuica、または、モバイルSuicaをお持ちなら「のんびりホリデーSuicaパス」
というように使い分けると良いでしょう。
最初は新幹線に乗らないつもりでも、帰りが遅くなったり、疲れたりして、帰宅時に新幹線に乗りたい! ということもあるかもしれません。たった50円の違いですので、迷ったら「休日おでかけパス」を買っておけばよいでしょう。
一方で、「のんびりホリデーSuicaパス」は、乗り越した場合に自動的にチャージ残高から清算されるなど、使い勝手の面で優れます。高崎線方面、宇都宮線方面へのおでかけでなければ、新幹線に乗る可能性は少ないでしょうから、「のんびりホリデーSuicaパス」を利用するのがよいでしょう。
モバイルSuicaでも「のんびりホリデーSuicaパス」が利用可能!
「のんびりホリデーSuicaパス」は、ICカードタイプの交通系ICカードだけでなく、モバイルSuicaでも購入できます。
具体的には、モバイルSuicaのアプリ内で「のんびりホリデーSuicaパス」を購入できます。
モバイルSuicaのアプリから「のんびりホリデーSuicaパス」を購入すると、このように表示されます。Suicaですから、自動改札をそのまま通れますし、フリーエリア外へ乗り越した場合は、チャージ残高から自動的に清算されます。
モバイルSuicaの「のんびりホリデーSuicaパス」の購入可能日・時間は以下のようになっています。
- モバイルSuica「のんびりホリデーSuicaパス」の購入可能日と時間
- 購入可能日: 「のんびりホリデーSuicaパス」の利用当日のみ
- 購入可能時間: 5:00~23:45
利用日の当日のみ購入できるのですが、購入できるのが午前5時からとなっています。午前4時台の列車に乗車する場合には、ICカードの「のんびりホリデーSuicaパス」、または、紙の「休日おでかけパス」を駅の指定席券売機で購入しましょう。これらは利用日の当日以外でも、事前に購入することができます。
「休日おでかけパス」に関するよくある質問と回答
「休日おでかけパス」はどのようなきっぷですか?
「休日おでかけパス」とは、東京近郊のJR線に土休日の1日、乗り放題となるフリーきっぷです。
「休日おでかけパス」はどこで購入できますか?
「休日おでかけパス」は利用当日に指定席券売機で購入することができます。
「休日おでかけパス」で新幹線や特急列車にも乗車できますか?
特急券を別途購入すれば、「休日おでかけパス」のフリーエリア内の新幹線や在来線特急列車に乗車することができます。
「休日おでかけパス」はフリーエリア外の駅でも利用できますか?
フリーエリア内の駅からフリーエリア外の駅まで行く場合でも、フリーエリアからはみ出した部分の運賃を別途支払えば、「休日おでかけパス」を利用することができます。
「のんびりホリデーSuicaパス」と「休日おでかけパス」の違いは何ですか?
「のんびりホリデーSuicaパス」は東北新幹線・上越新幹線に乗車できない、久留里線に乗車できない、50円(小児は30円)安い、フリーエリアから乗り越した場合にSuicaのチャージから自動的に精算されるという違いがあります。新幹線と久留里線に乗車しないのであれば「のんびりホリデーSuicaパス」のほうがおすすめです。
「のんびりホリデーSuicaパス」はモバイルSuicaでも利用できますか?
「はい、モバイルSuicaでも「のんびりホリデーSuicaパス」を利用することができます。モバイルSuicaのアプリ内で購入することができます。
【まとめ】「休日おでかけパス」のお得な使い方
「休日おでかけパス」のお得な使い方を紹介してきました。以下、簡単にまとめておきます。
- 都心からフリーエリア内の単純往復は、お得になるエリアが意外と狭いので、本当にお得になるのか計算しておこう
- 都心を経由してフリーエリア内を移動する場合はお得になる可能性が高いので、積極的に利用しよう
- フリーエリアに近い主要駅(高崎駅、宇都宮駅、熱海駅など)への旅行でもお得になる場合が多いので、「休日おでかけパス」がお得になるかを検討しよう
- 長距離の移動なら「休日おでかけパス」+普通列車グリーン車、「休日おでかけパス」+在来線チケットレス特急券がおすすめ!
フリーきっぷですので、フリーエリア内の利用を考えがちですが、この記事で紹介したように、高崎駅、宇都宮駅など、フリーエリアから少しはみ出た主要駅への旅行でもお得になることがあります。賢く使って、お得に、便利に旅行をしたいですね。
以上、『【休日おでかけパス】 東京近郊のおでかけにピッタリのフリーきっぷ! 高崎・宇都宮などフリーエリア外へ乗り越しでも意外にお得!?』でした。東京近郊の日帰り旅行では定番のフリーきっぷですが、フリーエリア外へ乗り越す前提で利用してもお得になったりと、意外と奥が深いきっぷです。フリーエリア内を長距離移動するときには、「休日おでかけパス」がお得になるのかを事前に検討してみましょう。
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