呉線を走る観光列車「etSETOra」(エトセトラ)は、瀬戸内海の車窓が美しい列車です。気軽に乗れる価格にもかかわらず、車内は比較的ゆったりとしていて、グルメも充実! 広島~尾道間を走りますので、尾道観光にもぴったりです。この記事では、「etSETOra」の車窓(乗車記)とともに、指定席の予約方法、おすすめの座席なども紹介します。
瀬戸内海の車窓が美しい観光列車「etSETOra」(エトセトラ)
「etSETOra」(エトセトラ)は、JR西日本が運行する観光列車です。主に月曜日、金曜日、土曜日、日曜日、祝日に運転され、広島~尾道間を呉線を経由して1往復運転されます。
呉線は、瀬戸内海に沿って走る路線で、瀬戸内海の車窓がとても美しい路線です。かつて、東洋一の軍港として栄え、現在も造船や鉄鋼などの製造業が発達している臨海工業地帯の風景から、瀬戸内海に浮かぶ島々を車窓いっぱいに眺められる忠海地区の絶景まで、瀬戸内海のさまざまな景色を堪能できます。
そして、「etSETOra」のもう一つの魅力が車内グルメ。事前予約で提供される、地元のお菓子屋さんがつくるスイーツ「瀬戸の小箱」をはじめ、瀬戸内の食材を利用した軽食やお酒、おつまみなどの車内販売、そして、復路(尾道→広島)で営業されるバーカウンターなど、スイーツ派にもアルコール派にもうれしいラインナップとなっています。
「etSETOra」の運転日とダイヤ
「etSETOra」の運転日とダイヤ(2024年3月改定ダイヤ)を紹介します。
「etSETOra」の運転日
「etSETOra」の運転日は以下のとおりです。
- 「etSETOra」運転日: 月曜日・金曜日・土曜日・日曜日・祝日
ただし、年末年始など、上記に該当する曜日でも運転されないことがあります。詳しくは、JR西日本の「etSETOra」のWebサイトをご確認ください。
「etSETOra」のダイヤ(2024年3月改定)
- | ↓往路 | ↑復路(平日) | ↑復路(土休日) |
---|---|---|---|
広島 | 09:32発 | 17:22着 | 17:35着 |
呉 | 10:23発 | 16:37発 | 16:37発 |
安芸津 | 11:13発 | 15:43発 | 15:43発 |
竹原 | 11:31発 | 15:29発 | 15:29発 |
忠海 | 11:42発 | 15:18発 | 15:18発 |
三原 | 12:18発 | 14:54発 | 14:54発 |
尾道 | 12:32着 | 14:38発 | 14:38発 |
「etSETOra」の乗車に必要なきっぷ・指定席、スイーツの予約方法・料金
「etSETOra」に乗車するために必要なきっぷ類と、指定席の予約方法をご紹介します。また、車内で提供されるスイーツの予約方法も紹介します。
「etSETOra」の乗車に必要なきっぷ類・料金
「etSETOra」は、全車グリーン席の快速列車として運転されますので、乗車に必要なきっぷ類は以下のとおりです。
- 乗車券: 乗車区間の乗車券
- 指定席グリーン券: 乗車区間に応じたグリーン券
乗車券は、いわゆる「きっぷ」です。乗車する区間の乗車券が必要です。また、指定席グリーン券は、座席指定がされたグリーン券です。
主な区間の乗車券、グリーン券、合計価格は以下のとおりです。
区間 | 乗車券 | グリーン券 | 合計 |
---|---|---|---|
広島~尾道 | 1,520円 | 1,000円 | 2,520円 |
広島~三原 | 1,340円 | 1,000円 | 2,340円 |
なお、「etSETOra」は快速列車ではありますが、青春18きっぷでは乗車できません。別途、指定席グリーン券を追加しても、青春18きっぷを乗車券として利用することはできません。
「etSETOra」の指定席グリーン券の予約方法
「etSETOra」の指定席グリーン券は、みどりの窓口や主な旅行会社、そして、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」などで購入することができます。
- 発売日: 乗車日の1ヶ月前の午前10時
- 発売箇所: JR各社のみどりの窓口、主な旅行会社、JR西日本「e5489」など
インターネット予約サービス「e5489」では、空席照会、指定席の購入ができますが、シートマップで座席を指定することができません。あとで紹介しますが、「etSETOra」の車窓の見どころは、呉線の南側に広がる瀬戸内海ですので、ぜひ海側の座席を指定したいところです。そんなときは、みどりの窓口で希望を伝えて、指定席グリーン券を購入するのがおすすめです。
「etSETOra」車内で提供されるスイーツの予約方法
「etSETOra」の魅力の一つに、車内で提供されるスイーツ「瀬戸の小箱」があります。広島や呉の洋菓子店のスイーツを車内でいただくことができます。
2024年3月現在、「瀬戸の小箱」は以下のようなラインナップ・価格となっています。
商品名 | 制作 | 価格 | |
---|---|---|---|
往路 | 瀬戸の小箱~和~ | 旬月神楽 | 2,000円 |
瀬戸の小箱~洋~ | カスターニャ | 2,000円 | |
瀬戸の小箱 ~スイーツ&セイボリー~ |
ホテルグラン ヴィア広島 |
3,700円 | |
復路 | 瀬戸の小箱~チ~ | marco chocolaterie |
2,000円 |
瀬戸の小箱~焼~ | ドルセ洋菓子店 | 2,000円 |
往路では和菓子か洋菓子を、復路ではチョコレートか焼き菓子を選ぶことができます。いずれも税込み2,000円(一部期間限定商品は3,700円)で提供されています。
スイーツ「瀬戸の小箱」は、事前の予約が必要です。
- 予約方法:「tabiwa by WESTER」からの申し込み
- 申込期限: 乗車日の4日前まで
各スイーツの申し込み先へのリンクは、JR西日本の「etSETOra」のページの「車内サービス」のところにリンクとQRコードがありますので、そこからたどっていくのが便利です。
「etSETOra」座席配置(座席表)とおすすめの座席
「etSETOra」には、2名用、4名用のボックス席や、海側に向いたカウンター席など、さまざまな配置の座席が用意されています。「etSETOra」の座席配置(座席表)は、以下のようになっています。
1号車には、2名用のテーブル付きボックス席(山側の1A/1D, 3A/3D, 5A/5D)、4名用のテーブル付きボックス席(6A~6D、8A~8D)、海側に向いたカウンター席(2A/2D, 4A/4D, 10A/10D)があります。
2号車には、2名用のテーブル付きボックス席(山側の1A/1D, 3A/3D, 5A/5D, 7A/7D、海側の8A/8D)、海側のテーブルを4名で囲む座席(4A~4D、6A~6D)、海側に向いたカウンター席(2A/2D)があります。
座席番号を見るとわかりますが、1号車、2号車ともに、以下のようになっています。
- 偶数番: 海側
- 奇数番: 山側
海側の座席を確保したい場合は、偶数番の座席 を指定しましょう。
どのタイプの座席がよいかは、乗車人数や好みに応じて座席を選択するとよいでしょう。
前述のとおり、インターネット予約では座席の指定ができないので、希望がある場合は、座席表の番号をメモして、みどりの窓口で購入するのがおすすめです。
「etSETOra」の車内の様子
「etSETOra」の車内の様子や、座席の種類などを写真でご紹介します。
「etSETOra」1号車の車内の様子
今回は1号車に乗車しましたので、1号車の車内を詳しく紹介します。
1号車の車内です。座席のモケットはオレンジなどの暖色系でまとめられています。
通路の左側が海側で、手前には4名用のボックスシートが、奥には海側に向いたカウンター席が並びます。右側(山側)には、2名用の向かい合わせの座席(ボックスシート)が並びます。
先ほどの写真とは反対側を向いて撮影した写真です。右側(海側)には4名用のボックスシートが2つあります。1号車の2号車寄りにはバーカウンターが見えます。
今回、利用した1号車の2名用のシートです。新型コロナウイルス対策でパーティションが設置されていますが、テーブルは大きめなので、飲食するのに困ることはありません。
今回は1名での利用でしたので、別の方と相席になりましたが、座席が広いのでゆったりと過ごせました。
また、写真では小さくてわかりづらいですが、窓側にUSBの充電ポートがありました。
4名用のボックスシートです。2名用のボックスシートを2つ並べたような感じです。3~4名のグループでの利用に最適ですね。
海側を向いたカウンター席です。1名利用であれば、この座席がおすすめです。他の方をあまり気にしなくて済みますし、海側を向いているので、車窓を眺めるのにも最適です。
1号車の車端部(2号車寄り)にあるバーカウンターです。
バーカウンターとして営業するのは復路の尾道発広島行きの列車です。今回乗車した尾道行きでは、バーカウンターとしては営業しませんが、ワゴン販売を実施していないときは、ここでスイーツやドリンクなどを購入することができます。
「etSETOra」2号車の車内の様子
2号車の車内の様子です。座席のモケットはグリーンで統一されています。
2名用の座席や、海側を向いたカウンター席は1号車と同じですが、2号車にしかないのが、この4名用の座席です。4名で利用するか、2名×2組で利用するか、どちらでも対応できそうな配置です。
ちょっと窓枠と座席の位置があっていないところがあるのが残念ですが、海側の座席ですので、瀬戸内海の車窓を眺めるのにはよさそうです。
ということで、前置きが長くなりましたが、「etSETOra」の乗車記をご覧ください。
【etSETOra 乗車記1】平日でも盛況の「etSETOra」、朝の広島駅を発車!
「etSETOra」に乗車したのは、2021年12月中旬の金曜日。平日の乗車なので空いているかと思いきや、ほどほどに乗っており、「etSETOra」の人気の高さがうかがえます。
朝ラッシュ後の広島駅7番線に「etSETOra」入線!
午前9時過ぎの広島駅7番線ホーム。すでに朝の通勤ラッシュを終えて、駅は落ち着きを取り戻しています。
7番線から呉行きの普通列車が発車したあと、「etSETOra」が入線してきます。7番線の発車案内には「快速エトセトラ」とカタカナで列車名が表記されていました。
午前9時17分ごろ、「etSETOra」が入線してきました。「RedWing」の愛称のついたステンレスの新型電車(227系)ばかりの広島駅で、「etSETOra」の白い車体はひときわ目立ちます。
車体の側面に大きく描かれた「etSETOra」のエンブレムです。白い車体に、金色のエンブレム、非常に目立ちますね。
「etSETOra」は、キハ47形という古い気動車を改造してつくられた観光列車です。元からあると思われる四角い窓のほかに、共用スペース部分には、金色に縁どられた丸い窓が設けられています。車体側面に描かれた波模様とマッチして、瀬戸内海を航行する船のような印象です。
キハ40系列をベースにした観光列車は、日本各地にたくさんありますが、どの列車もしっくりくるんですよね。ベースの車両が素直なデザインだからかもしれません。
ホームでの「etSETOra」の撮影を済ませたので、車内に入りましょう。
「etSETOra」、広島駅を発車!
座席は1号車の山側の2名用の席。荷物棚と業務用のスペースに挟まれて、こじんまりとしています。「e5489」で予約をしたら、残念ながら山側の座席になってしまったのですが、居心地の良い座席でした。
相席の方は、なんと呉線沿線にお住まいの鉄道ファンの方でした。呉市の様子や、呉線の見どころについて、いろいろ教えていただいて、楽しい旅になりました。
乗車して席に着くと、すぐに車掌さんがまわってきて、記念乗車証をいただきました。
車内は、満席とまではいかないものの、丸ごと空いているボックス席などはなく、ほどよく乗っている感じです。通路を挟んで海側の4名用のボックスシートには、年配のグループが乗車していました。
車内を見て回ったりしているうちに、発車の時間に。午前9時32分、「etSETOra」は、エンジン音を響かせて、広島駅を発車しました。
海田市駅付近から呉線へ
広島駅を発車した「etSETOra」は、山陽本線を東へ向かいます。広島駅の東側にある留置線には、赤い227系電車と、赤(朱色?)のキハ40形気動車がいました。やはり、広島の色といえば赤なんでしょうか。
少し山陽本線を走ったあと、海田市駅の手前でスピードを落として、呉線へと入っていきます。
呉線に入って2~3分も走れば、 進行方向右側の車窓に海が見えてきます。ただ、このあたりは海岸線が入り組んでいるようで、ずっと海が見えているわけではありません。
このあたりで、ワゴン販売がまわってきたので、「島ごころレモンサイダー」(270円)と「島ごころレモンケーキ」(250円)を購入しました。このエリアの名産、「瀬戸田レモン」を使った商品です。このあと、「etSETOra」も近くを通りますが、瀬戸内海に浮かぶ生口島が瀬戸田レモンの産地です。
レモンサイダーもレモンケーキも、レモンの爽やかさが口いっぱいに広がって、とてもおいしかったです。
一番右側に写っているのは、乗車後に配られた「etSETOra」のエンブレムをかたどったコースターです。
レモンサイダーとレモンケーキをいただいている間に、「etSETOra」は市街地へと入っていき、呉駅に到着しました。呉市の中心駅ですね。
通勤路線の境界駅「広」を過ぎてローカル線へ
呉駅を出発すると、すぐに「呉トンネル」に入ります。全長2,582メートル、呉線で最も長いトンネルです。こんなに長いトンネルが、呉の市街地のすぐ近くにあるなんて驚きですね。
トンネルを抜けると、再び市街地が広がります。この写真は、安芸阿賀駅と新広駅の間の黒瀬川を渡る橋から撮ったものです。すぐ先が河口ですので、川幅がかなり広くなっています。呉の市街地周辺では、埋立地や入り組んだ海岸線に流れる河川や運河を渡る箇所が多くありました。
10時31分頃、広(ひろ)駅に到着。この駅は「etSETOra」の停車駅ではないのでドアは開きません。いわゆる運転停車ですね。
広駅は呉線の拠点駅の一つで、広駅から広島側は1時間に3本の列車が走る広島圏の通勤路線、三原側は1時間に1本のみのローカル線になっています。3分ほど停車したのちに、「etSETOra」は広駅を発車しました。
【etSETOra 乗車記2】瀬戸内海に大小さまざまな島が浮かぶ絶景区間へ!
広駅を発車してローカル線区間に入ると、車窓には瀬戸内海の美しくも長閑な風景が広がります。安芸津付近の瀬戸内海には、牡蠣棚が浮かんでいます。
瀬戸内海も紅葉も美しい呉線
再び、進行方向右側には瀬戸内海が見えてきました。呉の市街地周辺から見る瀬戸内海は、工業の街「呉」のイメージを思わせる工場が立ち並ぶ風景でしたが、ここから先は、のどかな瀬戸内海の風景が広がります。
瀬戸内海の車窓に目を奪われがちですが、山側を見ると、紅葉が見頃でした。12月中旬になろうという時期ですが、温暖な瀬戸内側では、この時期に見頃になるのですね。
瀬戸内海に何かが浮かんでいるのが見えました。車内放送でもアナウンスがありましたが、広島県の名物「牡蠣」を育てる牡蠣棚だそうです。穏やかで、栄養豊富な瀬戸内海は、牡蠣の生育に最適なのだとか。
再び車内販売がまわってきたので、「はっさくビール」を購入! はっさくの爽やかな香りがするおいしいビールです。このビールなら、午前中から飲んでも罪悪感はありません(笑)
車内販売のメニューです。スイーツ派もアルコール派も満足できる、優れた品揃えですね。このメニューは、各座席に置いてありました。
忠海駅を出ると「etSETOra」随一の絶景区間へ!
11時36分、忠海(ただうみ)駅に到着。ここから先は、「etSETOra」の運転区間でも随一の絶景が広がる区間になります。
忠海駅を出ると、すぐに車窓いっぱいに瀬戸内海が広がります。「etSETOra」は、この絶景区間で、わずかな時間ですが停車してくれます。
遠くに見える大きな島は、しまなみ街道を構成する島のひとつ「大三島」です。手前の小さな島は、大久野島でしょうか。大小たくさんの島が海に浮かぶ様子は、瀬戸内海ならではの光景ですね。
ひょうたんのような形をした小さな島は「有竜島」(うりゅうとう)。無人島だそうです。その奥は、高根島です。その高根島のさらに奥には、日本一のレモンの産地、「瀬戸田レモン」で有名な生口島があります。
次から次へと、瀬戸内海に浮かぶ島が現れ、ずっと車窓を見ていても飽きません。
砂浜が広がる「すなみ海浜公園」
呉駅を出てから、ずっと南側に瀬戸内海を見ながら進んできた「etSETOra」ですが、海岸線に沿って北へと向きを変えます。
すぐに見えてきたのは、海岸線にある公園です。三原市にある「すなみ海浜公園」です。車内放送でもアナウンスがありました。ヤシの木が植えてあって、南国風です。
「すなみ海浜公園」の海岸線には砂浜が広がっています。なかなか気持ちよさそうな公園ですね。夏休みには海水浴場も開設されるようです。
山陽本線に合流して終点の尾道駅へ
対岸に市街地が見えてきました。三原~尾道と続く市街地でしょう。
市街地に入っていくと、大きな川を渡りました。このすぐ先で瀬戸内海に注いでいる沼田川です。この川も河口がすぐそばのために、川幅がかなり広いです。
進行方向左側を見ると、2つの高架の線路が近づいてきました。手前側の低い方が山陽本線、奥の高い方が山陽新幹線です。
「etSETOra」は、この先で山陽本線に入り、三原駅に到着しました。
三原駅を出発したあとも、車窓には瀬戸内海が見えています。海の向こうにきれいな橋が架かっているのが見えますが、左側の向島と、右側の因島を結ぶ因島大橋のようです。しまなみ海道の橋の一つですね。
12時32分、「etSETOra」は、終点の尾道駅に到着しました。広島駅から約3時間の瀬戸内海の旅を満喫できました。
下車後、写真撮影をしていましたが、乗客が下車したのを確認すると、「etSETOra」はすぐに回送されて行ってしまいました。記念撮影などしたい方は、早めに済ませたほうがいいようです。
せっかく尾道にやってきたのですから、このあとは尾道を観光しました。初めての尾道観光でしたが、とても良い街でした。観光列車「etSETOra」は、尾道観光へのアクセスにも便利ですね。
さまざまな瀬戸内海の風景を楽しめる観光列車「etSETOra」
広島駅から尾道駅まで、観光列車「etSETOra」の全区間に乗車してきました。所要時間は3時間にもなり、いくら車窓が素晴らしいといっても、正直、途中で飽きるかなと思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。
車窓だけをとってみても、呉の市街地や工場が立ち並ぶ瀬戸内海の風景、そして、広から先のローカル区間に入れば、大小さまざまな島が浮かぶ瀬戸内海が車窓いっぱいに広がります。ひたすら広大な太平洋の車窓とは違って、島がたくさんあるために、刻一刻と風景が変わっていくのも面白いです。
そして、車窓だけでなく、車内で購入できる沿線のスイーツやドリンクも、「etSETOra」の旅に華を添えてくれます。瀬戸田レモンを使ったスイーツやサイダー、ビールはとてもおいしかったです。
全車グリーン席だけあって、車内も比較的ゆったりとしています。満席になったとしても、それほど窮屈な感じはしないでしょう。
「etSETOra」に乗ることを目的にしても十分楽しめますし、呉や尾道への観光の足としても便利な観光列車です。
以上、「【etSETOra(エトセトラ)】瀬戸内海の車窓とグルメを楽しめる観光列車! 車窓、指定席の予約方法、おすすめの座席を紹介!(座席表あり)」でした。瀬戸内海の車窓と瀬戸内のグルメを楽しむのにおすすめの観光列車です。
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